不動産投資から不動産事業へという発想を持て!

不動産投資とは、例えば家を買って誰かに貸して、毎月家賃をもらったり、高く売ることで利益を得ること。
金融資産より実物資産、ということで不動産投資は人気があるし、家賃収入という不労所得に憧れる人も多い。
しかし一般の初心者が気軽に始められるものでもないし、それは危険なことだ。
ひとつの不動産を買うということは、ひとつの事業を始めることに等しい。
金をつぎ込むだけの投資ではなく、事業としての不動産投資を提案。

一般の初心者には難しい不動産投資

不動産投資には資金が必要。これは当たり前。
そして意外と分かってない人が多いが、不動産は不動産本体以外にも様々な費用がかかる。初期費用だけじゃない、維持管理にもいろいろと金がかかる。
赤字になってしまったり、黒字だけどお金が出て行く状態(キャッシュフローがマイナス)になってしまったり、お金の計算ができないとハッキリ言って危険。
他にも大小様々なトラブルがあり、間違った対応はできない。
そして、一般の初心者が不動産投資をするのに1番の障害になるのが、競合の存在と情報格差。
一般人が買わない不動産でも、転売目的の買取業者、ファンド、企業、金持ち投資家、中国などの海外勢、サラリーマンや主婦まで、無数の競合が目を光らせている。
良い投資案件はインターネットなどの広告には載らず、信頼のおける、資金力があり文句を言わず細かいことも言わずスピーディーに動くクライアントにだけ情報が流れる。
こんな世界で勝てますか?
勝つ自信がありますか?

それでも不動産投資をすすめる理由

一般の初心者が不動産投資に手を出してももうからないし危険。
しかし逆に、しっかり勉強して経験を積んで初心者とは言われないレベルになれば、リスクを最小限に安定した収益を得ることができる。
これはどういうことかと言うと、個別の不動産に投資する場合と、上場株や投資信託等みんなでお金を出し合って経営運営は他人お任せするパターンとは違うということ。
ひとつの不動産を買ったら、それをどうリフォームし、どうやって貸して、どう維持管理するのか、どの会社に業務を委託するのか、融資は利用するのか、など経営判断は所有者が行う、行うことができる。
市場調査や情報収集も同じで、所有者が情報も権限もにぎることになる。
チャンスやリスクを把握し、計画や対策を練り、リターンの最大化とリスクの最小化を図ることができる。
交渉もできる。
不動産本体の売買価格だけではない。
初期費用、維持管理費用などの全てを見直し、交渉し、相見積もりや業者替えを行うことができる。
不動産の価値を高める工夫をすることができる。
個別の不動産への投資は、株式投資の世界で例えると、企業を買収して経営権を握るイメージ。
小さな会社の社長になったつもりで不動産投資に参加するべし。

投資というより不動産事業という心構えで行きましょう!

「社長になったつもりで」などと言うと、尻込みしてしまう人もいるかもしれないが、慣れしまえばそんなことはない。
だいたい不動産なんていうものは、売買価格や賃貸の家賃の相場はおよそ決まっているもので、今、この場所で、この面積で、この築年数だったら、このくらいというのが分かってしまう。
リフォームを工夫したりして家賃を上げようとしても、このくらいまでが限界かなというのがあって、結局は安く物件を買うこと、仕入れ価格が重要という結論になる。
仕入れ価格が安ければ、割とどうにでもなるもんだ。
ただ、安く物件を買うチャンスは少ないし、不動産投資は仕入れ価格がほぼ全てだという考え方ではつまらない。
もっと利益を追求する経営がしたい。

例えば、融資利用によるレバレッジ。
シェアリングエコノミーといわれる、シェアハウス、シェアオフィス、レンタルスペース、民泊。
看板広告、自動販売機。
自分でカフェやショップなどを開業。
さて、事業っぽくなってきました。
いや、もはや不動産投資ではない、と思われる人もいるでしょう。
でもこれは選択肢のひとつ。
やらなくてもいいけど、やってもいい。
最近はそれができるツールや環境も整いつつある。
まだまだ選択肢は無限に存在するし、僕が思いつかないような発想もたくさんあるはず。
どんな経営判断、経営戦略も、オーナー社長の自由だ。

資産運用のポートフォリオのひとつとしてしか見ていなかった不動産投資を事業として見た場合の可能性に気付いてもらえただろうか。
僕は一応、元不動産仲介営業であり、今も不動産投資を行っています。
これからも不動産投資について、ちょこちょこ書いていくつもりです。
不動産投資の世界にようこそ。